雪持ちの柄

雪をかぶった雪持ちの植物。

もうすぐ立春。

空気が明るく感じられるようになってきました。

 

松や笹など植物の上に雪が積もった様子を描いたものを、「雪持ちの~」と呼びますが、立春の声を聞けば、この柄を身に着けるのもそろそろお終いです。

 

 

冬の間よく着ていた取り合わせです。

帯締めを白に替えてみたら、少しだけ春めいた気分になりました。

焦茶色の無地紬に、品川恭子作雪持ち芭蕉の帯。
焦茶色の無地紬に、品川恭子作雪持ち芭蕉の帯。白い帯締めで春待つ心を…。

きもの  焦げ茶色無地紬

帯    雪持ち芭蕉染め名古屋帯(品川恭子)

長襦袢  袷仕立て

半衿   塩瀬

帯揚げ  変わり縮緬